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通いたくなる美容室・理容室・サロン系!魅力あふれる内装デザインの考え方

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魅力あふれる美容系の内装デザインの考え方

美容系サロンの内装デザインはどのようなものが適しているのでしょうか。テナントや路面店、自宅など、店舗の形態が変われば内装デザインにも違いが出てきます。カッコいい、綺麗、おしゃれ、スタイリッシュ、キュート。漠然としたイメージを少しずつ形にしていただけるよう、サロンづくりにふさわしい内装デザインの考え方のポイントをご紹介します。オーナーさまも、お客さまも満足できる店舗づくりを目指しましょう。

目 次
  1. 内装デザインの考え方
  2. 自宅でサロンを開業する場合
  3. プラスアルファのおもてなし
  4. 客観的な視点を持つ大切さ
  5. まとめ

1. 内装デザインの考え方

内装デザインはオーナーさまの好みが色濃く反映されることも多いですが、家具やインテリアを自身の好みで揃えてしまってはただのコレクションの披露に過ぎません。お客さまにお金を出してもらってサービスを提供するわけですから、ビジネスの場としての機能性も兼ね備えた、節度ある空間でおもてなししましょう。

参考にしたいサロンイメージをたくさん収集するのは、内装デザインを考えるにあたってとてもいいことです。ただし、あれもこれもと欲張っていてはまとまりのない空間になってしまいますので、まずは、お店の核となるコンセプトを決めることから始めましょう。椅子一つとっても、コンセプトに沿ってチョイスしたものとイメージだけで選んだものとでは、サロンの雰囲気も全然違ってきます。コンセプトに沿ってチョイスすれば、サロン全体に統一感が出てグッといい雰囲気になるでしょう。

色の統一もポイントです。色彩は視覚に訴えるとても大きな役割を担っています。原色や暖色はポップな印象、モノトーンや寒色はシック、ゴールドやシルバーはゴージャスでエレガントなど、色彩からもどんなタイプのサロンであるかが想像できます。イメージやコンセプトと相違ない色彩をチョイスするようにしましょう、極端な色使いはお客さまを遠ざけてしまう可能性があるので注意しましょう。

2. 自宅でサロンを開業する場合

自宅でサロンを開業する場合は、パッと見ただけでサロンだと分かるようにしておきましょう。テナント店舗や路面店に比べると、立地条件的にもふらっと立ち寄れる感覚は少なく、敷居が高く感じられる方も多くいらっしゃいます。看板や目印を出して、お店がここにあることをしっかりアピールしましょう。看板にも色々な種類があり、条件によっては設置場所が限定される場合もありますので、事前に確認しておきましょう。隠れ家的サロンであってもある程度の誘導は必要です。小さくてもお客さまの目にとまれば問題ありません。

内装デザインについては、特に細部にまで注意する必要があります。美容系サロンには、お金を払って「キレイになりたい」と、非日常を求めて足を運んでくださる方ばかりです。そんなお客さまに対して、生活感のある空間は厳禁です。自宅にあるものを使う際も、施術に関係ないものは極力置かないようにします。不要なものはお客さまの目につかないように目隠しをしたり、移動させておきましょう。

トイレなど、自宅とサロンで兼用する場合は、こまめな掃除と整理整頓を徹底し、清潔第一に保ちます。お客さまに不快な思いをさせないように目配り、気配りを徹底しましょう。

3. プラスアルファのおもてなし

コンセプトに沿った内装デザインがなされていれば、あとは何をしても大丈夫!というわけではありません。センスの見せ所はここからになります。さらにプラスアルファの工夫をして、魅力溢れる空間にステップアップしていきましょう。

一つは照明です。照明は内装デザインにとってとても大きな役割を果たします。空間のイメージを決定づけるといっても過言ではありません。照明も家庭用のものだと生活感が出てしまいますので避けましょう。配置の仕方、照らし方、形状や大きさについては設計後は簡単に変更できませんが、色、明るさについては変化がつけられます。蛍光灯やLEDのような白く明るい光りを放つタイプではなく、電球色のやわらかで、温かみのあるタイプをチョイスしてみましょう。雰囲気のある空間に変わるはずです。施術に支障のない適度な明るさを保ちましょう。

もう一つは、香りです。いい香りというものは気持ちをリラックスさせますし、自然と身体が深呼吸をしています。いい香りに包まれているだけで、非日常を演出できますし、お花を飾ったり視覚的にも楽しめる空間にするといいでしょう。

ただし、香りには人の好みがよく出ます。香り自体を嫌う方もいらっしゃいますので、香水のような好みが分かれる強い香りではなく、自然な香りを楽める程度にしておきましょう。アロマディフューザーなら種類も豊富で、照明や加湿器としても使用でき、火も使わないので安心です。

その他、後から工事が必要な大規模な改装などは、運営にも支障をきたしますので避けましょう。簡単な改装、模様替えについては設計の段階で想定し、業者さんとも打ち合わせをしておくことをお勧めします。

4. 客観的な視点を持つ大切さ

コンセプトを決め、それに沿った内装デザインで統一感を出し、さらにプラスアルファの演出で空間を作り上げる。ご自身のお店だからこそ、こだわって、厳選して、準備は万端といったところでしょう。ですが今一度、ご自身の目線ではなく、一歩ひいたところから店舗内を見渡してみてください。お客さまが満足できるサロンになっているでしょうか。お客さまから見て魅力的な空間でなければ、なにもかもが無駄になってしまいます。ご自身の考え抜いたサロンの形が、ターゲットとなるお客さまのニーズと合っているか、決めつけや固定概念は捨てて検証してみてください。

場合によっては、ご自身のこだわりが売上げの邪魔をしているかもしれません。「オーナーはいい人だけれど、内装デザインがイマイチ」などと言われては立ち直れません。ご自身のこだわりを貫きたい場合も、お客さまに理解していただけるよう、どのようなアプローチができるのかを考えてから決定するようにしましょう。独りよがりのまままでは、お客さまは離れていってしまいますので注意が必要です。経営が落ち着いてきた頃にも、ふと一息入れてみることをお勧めします。常にお客さまの目線に立つことを忘れないでください。

5. まとめ

こだわって作り上げたご自身のサロンは、なにものにも変えがたい宝物です。オリジナリティあふれるデザインは、お客さまのニーズとマッチして初めて、魅力を発揮することができるできます。こだわりはコンセプトに落とし込むことで他店との差別化にもなりますし、オーナーさまのセンスの見せ所でもあります。サロンにふさわしい上質な空間を提供できるよう、常にお客さま目線で物事を捉え、おもてなしの心を忘れないようにしましょう。

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