不動産・物件

居抜きで失敗しない!絶対確認するべき3つのポイント

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居抜きで失敗しない!絶対確認するべき3つのポイント

駅近・低賃料・勝手の良い間取り・1階路面店舗などが居抜き物件の人気ポイントです。
しかし、好条件ばかりに気を取られ、後々撤退などに追い込まれた例も多くあります。
そのような失敗を防ぐ、居抜き物件の3大ポイントをご紹介します。

目 次
  1. 立地条件の見誤り
  2. 追加工事の必要性
  3. ・外装イメージ変更の有無
    ・内装の仕上材の汚れや使用度合
    ・電気・ガス・水道の設備状況
    ・害虫駆除の必要性
    ・セキュリティ対策

  4. 譲渡された機器の故障

1.立地条件の見誤り

立地条件は集客に直結し、お店の将来を左右する最重要ポイントです。多少不利な立地条件でも、内覧時に最新の設備や内装等による印象が良いと、商品やサービスでカバーできると思いがちです。しかし、見た目の良さに気を取られ、立地条件をおろそかにしてしまったあまり、経営が行き詰まり撤退を余儀なくされてしまった例は珍しくありません。企業や店舗は数える程で住む人も少ないエリアでは、余程のコンセプトがあり、どうしてもそこでしかできないものでないと経営は困難でしょう。また、ビジネス街を狙って飲食店を開業した場合を例に挙げると、集客は簡単に見込めても平日ランチの売上がほとんどで、ディナーや土日は極端に人が少なく、開店休業状態に陥るような落差の大きなエリアもあります。他店との価格競争が激しい人気エリアや、風俗店や客引きで街の雰囲気が悪く、女性の足が遠のいているエリア等、しっかりリサーチしましょう。

2.追加工事の必要性

以下の基本ポイントを確認し、無駄な追加工事や出費を防ぎましょう。

外装イメージ変更の有無

外装が前のお店のイメージのままでは、新たにお店がオープンするアピールになりません。テントや看板の張替えや外壁の塗替えなど、低予算でも外装のイメージ変更は可能です。予算があるのであれば、外装は必ず変更しましょう。

内装の仕上材の汚れや使用度合

天井・壁面・床の仕上材の汚れ具合や使用度を確認しましょう。仕上材の張替えが必要な場合は、全面なのか一部なのかを専門業者に相談しましょう。

電気・ガス・水道の設備状況

設備まわりの工事は最もコストがかかり、ビルの設備の状況によっては、給排水・電気・ガスを追加で設置する事ができない場合も多々あります。事前に物件の管理者立会いのもと、専門業者に現地調査をしてもらい、設備機器の動作確認もしておきましょう。

害虫駆除の必要性

忘れてしまいがちなのが害虫(ゴキブリ、ハエ、シロアリ)対策です。内覧時に念入りにチェックし、既に害虫が発生していないか確認しましょう。少しでも害虫の糞や死骸を見つけた場合は、専門の駆除業者に依頼しましょう。

セキュリティ対策

防犯の観点からもセキュリティ面をしっかりチェックしておきましょう。

3.譲渡された機器の故障

居抜き物件最大の魅力は、必要な機器をゼロから揃える必要がなく、初期費用が抑えられることです。しかし、過去に使用されていた機器は故障のリスクも高く、開業後すぐ使い物にならなくなることも考えられます。何年くらい使用したか、可能であれば前オーナーに確認し、メンテナンス業者を引継ぎ、機器や空調はどれくらいの期間使えるかを示したメーカーの耐久年数と見比べ、ケアしていきましょう。

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