店舗デザイン

お店作りに欠かせないインテリアデザーナー・設計士の仕事の内容全て見せます!

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店舗づくりと言っても、実際にはどのような人がどのような働きをしているのか、答えられる人は少ないと思います。今回は、店舗づくりになくてはならない存在の「設計士」を中心にスポットをあててみます。インテリアデザイナーや建築士というイメージのしやすいものから、施工業者の設計担当者など、設計をする人は建築に関わる様々なところに存在します。いずれも店舗の出店を考える時、心強いパートナーとなることには変わりありません。2つのパターンに分け、それぞれの「設計士」に関わるメリット、デメリットをご紹介します。また、番外編では自身が「設計士」になった場合を例に挙げます。参考にしてみてください。

目 次
  1. 店舗デザイン事務所の設計士
  2. 設計施工会社の設計士
  3. 番外編 ~ 自分自身が設計士
  4. まとめ

1. 店舗デザイン事務所の設計士

◯ メリット

「設計士」を探す上で、一番手っ取り早く、経験豊富な人材が探せるでしょう。設計事務所や建築デザイン事務所の「設計士」は、空間をデザインするプロフェッショナルです。多岐にわたって幅広い業種のデザインを行っているところもあれば、専門分野を設けて、それに特化したデザインを請け負っているところもあります。また、工事についても頼れる存在になります。予定通りにスケジューリングされているか、工事費用がかかり過ぎていないかなど、依頼者側に立って進行、管理してくれます。素人には分かりにくい見積りの詳細なども、任せておけば解読してくれます。

✕ デメリット

設計事務所や建築デザイン事務所の「設計士」は、建築や店舗のデザインをすることで設計料をもらい、報酬を得ているプロです。設計料とは、工事料とは別に発生するもので、料金形態に決まりはありません。人気のある知名度の高い事務所は、他と比べて高額になりますので依頼したい場合は注意しましょう。安かろう悪かろうではありませんが、やはり経験の浅い事務所などはクオリティが低いのではと心配になることもあるでしょう。その際は、デザインコンペをして、複数の事務所から自店の要望を叶えてくれるところを選ぶようにするといいでしょう。その際、設計料に関してもしっかりと見積もりを出してもらいましょう。

2. 設計施工会社の設計士

◯ メリット

設計事務所などに比べれば、各部門ごとに部署が分かれているような比較的大きな規模の業者が多いでしょう。同じ社内に設計を担当する「設計士」がいる設計部門と、工事を担当する工事部門があることで、設計と工事を同時に依頼することが可能です。そのため、設計料が工事費の中に含まれた形で計算され、コスト面での無駄な出費が抑えられます。全体のコスト管理が容易なこともポイントです。また、物件選びから相談できる場合もあり、トータルでみて時間的ロスも少なくなります。

✕ デメリット

設計事務所や建築デザイン事務所の「設計士」は、建築や店舗のデザインのプロで、デザインをすることで報酬を得ますが、設計施工業者はそれが主ではありませんから、デザイン面ではあまり期待はできないでしょう。コスト面では設計料と工事費が一括で提示されるとご紹介しましたが、そこに不透明さが表れる場合もあります。不安に思う場合は、設計料と工事費を別にした見積りを用意してもらうなどして、分からないことはそのままにしないようにしましょう。

3. 番外編 ~ 自分自身が設計士

できることなら人の手を借りずに自身の手で、デザインしてみたいと思われる方もいらっしゃるでしょう。慣れないことで問題も発生すると思いますが、自身が「設計士」として関わることは全くの不可能ではありません。メリットとしては、初期費用を最小限にとどめることができます。また、設計には精密な図面が必要と思われますが、イメージを絵や言葉でうまく伝えられ、工務店や大工さんに指示できれば、図面が書けなくても問題はないでしょう。次にデメリットとしては、法的な問題をどうクリアするかです。小規模な内装工事といっても法律を守らなくてはいけません。建築基準法・消防法・地域の条例等、様々な法律があります。それらの法律を全てクリアしてるのかを調べなければなりません。また、工事にまつわる全ての行程を自身でしなければなりません。業者の手配から工務店や大工への指示、工事関係の申請、工事現場での確認作業、トラブル発生時の対処など、オープンまで慌ただしい毎日になるでしょう。しかし、手を掛けた分、愛着もひとしおなのは言うまでもありません。

4. まとめ

「設計士」は店舗を立ち上げるのに、なくてはならない存在です。オープンするまでの付き合いではなく、アフターフォローもお願いしたり、長い付き合いになります。自身で「設計士」になる場合は、役所への届出や手続きなど事務的な作業もたくさん発生します。手続きが遅れたり、不備があったりして開業できない事態になっては困りますから、忘れずに余裕を持ってスケジュールに組み込んでおきましょう。どの「設計士」をパートナーにしても基本的なことは変わりません。理想の店舗づくりができるように、しっかり準備して取り掛かりましょう。

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