大阪市

エステの居抜き | 梅田・天満・福島 | 店舗デザイン・設計・内装工事

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梅田でエステサロンの居抜き工事

梅田でエステサロンの店舗デザイン・設計と内装工事のご依頼があり、現地調査に行ってきました。

テナントのスペック(広さ・形状・設備等)

今回ご依頼頂いたエステサロンは梅田から少し離れたオフィス街にあります。ビル自体の築年数は比較的古いですが、エントランスや共用部は綺麗にリニューアルされています。美容関係をはじめ、クリニックなど、様々な業態のお店が入られている商業ビルになります。

現在の状況は、前に入られてたエステサロンの間仕切りや残置物が残された状態で、当初は居抜き物件として再利用されるようでした。前の業態もエステサロンなので、引き継いだ内装のままで営業しようと思えができる状況です。ただ、残された間仕切りや内装のグレードがあまりにも低く、このままでは集客にできず、売上に関わるということで、弊社にご依頼がきました。

現状のエントランス・受付・待合

梅田でエステサロンの内装工事

こちらが現状の受付周りになります。内装は白で統一されており、エステサロンというよりも整体院の様なシンプルなデザインになっています。床は濃いウッド調のクッションフロアーが施工されています。受付カウンターも既製品を置いただけの仕様なので、よりチープらしさが際立ってしまってます。また天井も恐らく、入居前から付いていた逆富士形の直管の蛍光灯がそのまま再利用されており、お世辞でも雰囲気のある空間とは言えません。

天井高さも2450㎜と他のテナント物件と比べても低く、そこからさらに梁が300㎜程下がっているため、非常に圧迫した空間に感じられます。今回が既存のエアコンが、まだ綺麗な状態なので再利用したいと考えています。梁の影響や、既存のエアコンを再利用することもあり、間仕切りの壁は、天井まで立ち上げず、間仕切り上部が開口形で現状と同じ、中空壁になります。

現状の施術室・通路

梅田でエステサロンの現地調査

施術部屋の間仕切りも完全個室ではなく、左右をカーテンで仕切る形になっています。また、通路から部屋への出入り口も建具ではなく、カーテンで仕切られています。カーテン部分も、三方枠で補強する仕様ではなく、クロスで巻き込む仕様になっています。取り付けられているカーテンも防炎仕様のものではなかった(法令違反)ので再利用できそうにはありません。この辺りで内装費を抑えたのではないかと思われます。

水廻り設備ですが、今回の物件は1フロア貸しなので、トイレと給湯器は共用部に設置されているのを使用します。それとシャワーユニットも設置しないので、水廻りの設備工事はありません。内装工事は、設備費用にお金がかかります。今回はエアコンの入れ替えも無く、水廻りの工事も無いのでそれだけで随分内装工事が抑えれそうです。

現状のメイクルーム・化粧室

梅田でエステサロンの物件探し

あと一番驚いたのは、誘導灯等の一部の消防設備が設置されていないことでした。これは法令違反にあたるため、もしこの状況で営業していたのだとしたら、重大な事故(人災)に繋がりかねません。この辺りもプランを見直すと共に計画をし直す必要がありそうです。
※本来はこのような状況では営業できません。

今回の現地調査の内容とお客様のご希望を汲み取り、集客できるエステサロンをご提案したいと思っております。かなりタイトなスケジュールなので、暫くはバタバタとした日々になりそうです。また現場が始まりましたらご報告いたします。

trico
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