店舗デザイン

雑貨店で売上とリピーターを伸ばすディスプレイ方法!集客に役立つ装飾編

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雑貨店で売上とリピーターを伸ばすディスプレイ方法!集客に役立つ装飾編

数ある店舗の中で皆さんは何を基準にお店選びをしますか?ウインドウショッピングをしている際、ふと足を踏み入れたくなるお店にはどんな工夫がされているのでしょうか。商品やサービスは実際に触れたりしないと分かりませんが、ディスプレイはそれとは違い視覚的に訴えることが可能です。実店舗ならではのディスプレイが果たす役割について解説します。今回は女性に人気の雑貨店やバラエティショップを例に、4つのケースを挙げてみます。どのような業種でも応用できるヒントがありますので、ぜひ参考にしてみてください。

目 次
  1. カテゴリー別ディスプレイ
  2. テーマ別ディスプレイ
  3. カラー別ディスプレイ
  4. 単純ディスプレイ
  5. まとめ

1. カテゴリー別ディスプレイ

雑貨店に一番多く見られるディスプレイ方法です。ステーショナリー、ホビー、キッチン、バスルーム、ガーデンなど、細かく分けてゾーニングしていきます。キッチン用品であれば、キッチンやダイニングルームを再現すればイメージも湧きやすいですし、適材適所に商品が置かれているのは、お客さまにとってわかりやすく、欲しいものが見つけやすい陳列方法です。お店のレイアウトとしても、各ゾーンがしっかりと装飾され、成立していれば、全体的に活気ある華やかな雰囲気になるでしょう。さらに各ゾーン内で細かくテーマ別やカラー別に商品をまとめて配置してみましょう。赤いコップを探す場合、お店の中でキッチン用品のゾーンへ導きます。次に食器、カトラリーのコーナーを作り、カラー別に配置するようにします。「そちらの商品はキッチンゾーンの食器・カトラリーコーナーの赤いグループの中にあります。」と言わんばかりに、お客さまはあれよあれよと言う間に商品を手にすることができます。商品管理もしやすく一石二鳥と言えます。

2. テーマ別ディスプレイ

一年の間には様々なイベントがあります。春には花見や入学式、夏は海水浴やリゾート、秋は運動会やハロウィン、冬にはクリスマスやお正月。季節を問わずある結婚式やお誕生日、趣味のガーデニングやDIYなど。これらをテーマにその都度ディスプレイを変更します。バラエティショップやギフトショップに多く見られます。イベントとなればワクワクするのは当たり前ですが、それと同時に自然と購買意欲が上がるのもこのタイプの特徴です。観光地やテーマパークでのおみやげ売場にも適しています。しかし、その分ディスプレイの難易度は高くなります。まず間口はできるだけ広くし、窓なども大きく、店内の様子がはっきり分かるようにします。通りすがりの人々をぐっと引き寄せる準備です。商品を陳列するにあたっては、イベントの楽しい感じを出すのに理路整然と並べていては何も伝わりません。イベントの雰囲気を最大限に表現しましょう。そのため、商品の配置は複雑になります。掃除などもディスプレイに配慮して行う必要があるので少し面倒に感じるかも知れません。商品の管理も他の場合に比べて難しいですし、商品自体の単価も若干高くなると考えておきましょう。その点を補うのがセンスの良さです。腕の見せどころでもあります。見て楽しい、買って喜ばれる、気持ちを盛り上げる工夫がポイントです。

3. カラー別ディスプレイ

近年海外から進出したインテリア雑貨のショップは低価格に加えて、日本のインテリア雑貨のショップにはないPOPな色使いやデザインが特徴的で人気を集めました。日本の生活様式では落ち着いた色合いのものが好まれますが、アメリカやヨーロッパの生活様式を見てみると、家の中でも部屋によって壁紙を変えたりして、生活の中に色を取り入れる文化があります。部屋のデザインは色を決めてから始める人もいるほど、欧米では重要視されています。自らの部屋をこの色で統一したい!という人に嬉しい、カラー別にディスプレイされたインテリアショップも少なくありません。日本ではクリスマス時期に赤、緑、白でカラー別に商品をディスプレイすることもありますが、日常的に存在する海外のショップとは少し異なります。色を効果的に使った商品を取り扱う場合に試して見るといいでしょう。

4. 単純ディスプレイ

陳列棚を何列か真っ直ぐに並べると、一番簡単に一度にたくさんの商品を店頭に配置することができます。棚と棚との間隔を最低限にすれば、小さな店舗でも無駄なくスペースを有効に使えます。100円ショップなどがこのタイプです。大型の店舗になると、カートが押せるくらいの通路幅がとられています。商品も棚ごとに大まかに分けられ、管理もし易いのがポイントですが、ディスプレイとしての魅力には欠けます。そもそも実用的なものが販売されているお店ですので、商品自体にバラエティショップのような華やかさはありません。しかし、100円ショップもこれまでとは違って、デザイン性の高いものや高機能のもの、100円以上の高価格帯のものが増えています。さらには可愛らしいデザインのものを若者向けに企画したり、商品自体のデザイン性の高さも売上げUPの条件となっているようです。レジ前の一角など規模は小さいですが、商品のグレードアップに伴い、ディスプレイもバラエティショップなようなカラフルさやテーマ毎に展開したり、魅せる場所を設けて集客につなげています。多くの商品を取り扱うには、陳列棚の多用が一番無駄のない陳列方法でしょう。

5. まとめ

同じ商品でもディスプレイ1つで見え方は変わります。商品を一度手に取ってから購入できる実店舗の利点を活かし、お客さまの購買意欲をかきたてましょう。平面的で、クリック1つで買い物ができるネットショップにはできない実店舗ならではの強みです。最後は人と人のコミュニケーションがお客さまの心を動かすことも忘れてはなりません。人の温かみが感じられる魅力的な店づくりをしましょう。

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